コニシキソウについたサビ菌

畑のふちに生えてました。周りに草が無くても立ち上がっています。
高さはおよそ10cm。こういう株が点々と、数株ありました。
立ち上がっているすべての株では、ほとんどの葉裏に茶色っぽい粒がびっしりついていました。

↓ 点々をじっくり見てみます。左から順に大きく育っている様子です。


(1)

(2)

(3)

(2)と(3)を拡大してみました。これの正体は?
サビ病菌の胞子堆というものらしいです。

普通のコニシキソウでも、すぐ近くに他の草があったりすると茎は立ち上がりますが、それでも葉裏にはこんなものはついていません。下の2枚はいつも見慣れているコニシキソウの葉裏です。較べてみると粒粒のある方は鋸歯がはっきりしないようです。

植物だけでも手に余るほど難しく種類が多いのに、菌まで入ってきてしまいお手上げ状態で詳しい方に下駄を預けております。
その後、通常の地面を這うタイプのコニシキソウでも2枚の葉に同じものを見つけました(7月20日)これは、民家の塀にぶつかって1茎だけが立ち上がっていたものの内の2枚でした。菌の影響で立ち上がってしまうのか、何らかの原因で立ち上がったものに菌が付いたのか・・・「鶏が先か卵が先か」的な問題で私には分かりません。今後、この菌が付いたコニシキソウがどんどん増えるかもしれませんね。

(2004.7.18作成  7.23一部追加)

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