「ミクロの自然探検」(矢追義人著 文一総合出版)の中に「花の中の花園ーヘクソカズラ」を読みました。
ヘクソカズラの花は ”人生いろいろ、名前もいろいろ、形だっていーろいろ♪” です。 花筒が、とても短くて太い花、すらりと伸びた花。でも上から見ると花筒の太い方が心持大きいけれど、長さほどは変わっていません。 |
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1mm の方眼紙に短い順に並べてみました。 |
蕾もいろいろ、花の色もいろいろ |
細長い蕾、丸い蕾。いえいえ丸い蕾は[「ヘクソカズラツボミマルフシ」という虫こぶでハリオタマバエの仲間が作った物です。
花筒の赤が強いもの、普通に白いものもありました。 |
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ヘクソカズラの葉には白い毛が生えています。芽が出たばかりのころは特に顕著です。対生の葉をつけるつる草にはいろいろありますが、葉と葉の間に托葉があるので区別できます。葉と葉の間の托葉なので「葉間托葉(ようかんたくよう)」と言います。
花の写真をクリックすると拡大します。中央部の腺毛が見えます。 秋の果実は日が当たると、美しく輝きます。 |
![]() 葉 |
![]() 葉間托葉 |
![]() 果実 |
![]() 腺毛 |
(2003.8.15) | |
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