ヒイラギナンテン(メギ科メギ属)の雄しべ

花
ヒイラギナンテンは庭木としても良く植えられているおなじみの花です。
花はとても良い香りがします。実がみのるとヒヨドリなどが喜んで食べに来ます。
この花の雄しべもバンザイしています。
花
葯
蕾の時
葯
開花した時
つぼみの時は左の写真のように花粉が入っているところは閉じていますが、
やがて蓋が開くようになります。
この蓋はすこしずつ上に上がっていってバンザイをするようになります。
咲きおわるころには、また最初の位置に戻るように下がってきますがもう中身の花粉がなくなっているので枯れた姿になります。
葯
上がってくる
葯
花の終わり頃

おしべが動く!

ちょっと試してみました。楊枝のような細いものでそっと触れると、雄しべはピクッと動いて雌しべにぴったりくっつきます。しばらくたつと元の位置に戻ります。何分くらいたったら元に戻るのでしょう?
(2004.3.21)
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