湿ったところに生える細い草です。花が無いときは細くて小さいツユクサに見えますが花が咲くとピンクがかっていて違う花だとすぐに分かりますが、午前中にしか咲きません。
同じツユクサ科でも、属が違うのでツユクサとは少しずつ違っています。
花は大きな苞に包まれていない、雄しべの根元に毛が生えているなどの違いがあり、果実の割れ方も違っています。
名前は「いぼ」を取るのに使ったからだそうですが、ちょっと気の毒な気がします。
実が熟してくると伏せている茎でも、直立している茎でも実は地面の方へうつむいてきます。実は3室にわかれていて、中に3個ずつ種子が入っています。やがて実は3つに割れて種子をこぼします。

ツユクサの実は2つに別れて種子をこぼします。種子の形はよく似ていますがイボクサの方がずっと小さいです。

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