高校生のころに行った、友人との楽しい思い出、きれいな池、石楠花の花という断片的な思い出のある天城山に久しぶりに行って来ました。
膝を痛めてしまった私のためにのんびりプランです。 |
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土砂降りの雨の日、車で湯ヶ島温泉まで。ついたころには雨はやや小降りになっていました。「淨蓮の滝」「滑沢渓谷」などを散策しました。水が豊富でワサビ田がありました。
宿は細い道をどんどん進んだ先にありました。川のほとりの古い木造。川端康成が「伊豆の踊り子」を書いた部屋が残っている宿でした。川のすぐそばにこじんまりとした露天風呂があります。石鹸は使用禁止、つかるだけのお湯ですが目の前を流れる川、頭の上に差し伸べられた木の枝。最高の気分でした。キセキレイものんびりと観察できます。 |
18日は、水生地下に車を置いてトンネルの手前からゆっくり登り始めました。
前日の荒天のせいか、この日は誰にも会いません。贅沢な全山貸しきり状態です。 そこここにブナの大木が見られます。 足元にはところどころに動物の足跡が見られキノコも目に付きました。 |
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コマドリ歩道・コルリ歩道・オオルリ歩道と鳥の名がつけられた道をたどり静かな八丁池につきました。 ここはモリアオガエルが居るところ。 でも期待していた木の上の卵は見つけられませんでした。きっと時期が違っていたのでしょう。 池の中にはひも状のガマガエルの卵。そしてイモリと小さな魚がいました。 |
今日は天気予報では晴れるはずだったのに、朝から曇り空。関東近辺だけがだめだった様です。
天城高原ゴルフ場から万次郎岳、万三郎岳とまわってシャクナゲのきれいな道を戻る予定でした。 ところがオーバーユースのためにひどい状態になってしまったとか。 「シャクナゲ保護のためこの道は当分封鎖します」の看板。 雨が降ると踏み固められた登山道はどうしても水溜りになったりぬかるんだりします。それを避けるために登山道の脇を歩く。するとそこも踏み固められてしまって・・・悪循環で植生はかなり破壊されてしまったようです。山に登るたびに心が痛む問題です。自然の中へお邪魔しているのだから、われわれは靴をはいているのだから、濡れるのも覚悟してきているはずだから、自分のことよりその場で生きている植物たちをいためないために大事にしてほしい。 まして、天城山は手軽に登れる山なだけに被害が大きいのでしょう。 |
![]() | 曇り空なのに今日はハイカーが沢山いました。10人前後のグループやご夫婦。一人歩きは男性で、わき目も降らず大急ぎで歩いていかれます。
期待していたシャクナゲは見られない。楽しみだったアマギツツジは上り口で固いつぼみがついていただけ。ちょっぴり季節が早すぎたようです。 そのかわり丹沢などでおなじみのトウゴクミツバツツジが満開でした。 一周できず行って戻るだけ、花も少ないとさびしい日になりました。登山口に来る前に情報をキャッチしていればよかったと思います。雨が降り出してきたので大急ぎで戻りました。 |
私の山登り |