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私は4月下旬に膝を痛めかなり歩けないくなってしまいました。でも夏の暑さに耐えかねて、霧ケ峰へ行ってきました。母を誘って、われわれ夫婦との3人旅です。 今年の夏は台風が多く日を選ぶのに一苦労。 普通のコースと違って、のんびりゆっくりの3日間でした。 初日は八島ヶ原湿原 |
3箇所とも高層湿原で、単に標高が高いところにある湿原という意味ではないそうです。 低温・過湿のために枯れてしまったミズゴケが泥炭になって、水を含んで過湿になった湿原で、周囲より高くなって居るために地下水で湿っているのではなく雨水だけが水分の供給源なのだそうです。 ものすごく貧栄養な湿原だからなのでしょうが、自宅近くの草原と違ってこんなに広い場所が木に覆われずに野原として残っていることに驚きました。 のんびり歩くと名前が分からい虫たちもかわいらしく見えました。お花畑は虫たちのレストラン。それにしてもススキの穂に抱きついたままのバッタの仲間が不思議でした。モズのはやにえにしてはおかしい。家にもどってから脱皮殻かもしれないと思いついたのですがそのときは思いつかず背中をじっくり見てこなかった。残念。。。。 |
そろそろ秋の花も咲き始め、あちこちで出会えたのがタカネマツムシソウです。いつもは「あ、マツムシソウだ!」で終わるのに、つぼみから花の終わりまでじっくり。それにしても本だけで知っていた一番外側の花の形を確認できたのはちょっと感激でした。 |
数え切れないほどの花、花、花。ごく近くまで来てさえずる小鳥たち。そして私は生まれて初めてバアソブに出会えました。横浜市では絶滅してしまっているので大感激でした。 |