水を大切に
ツアー登山に疑問
山のトイレ問題
木道について
「こんにちわ」攻撃
登り優先も時による?
道を譲る前に足元も、ちょっと見て
ストックや杖の使い方
水を大切に (2002.8.15)
ツァー登山に疑問 (2001.8.24)
山のトイレ問題 (2001.7.29)
木道について (2001.5.10)
「こんにちわ」攻撃(2000.9.6)
でもねー、場合によっては体力が乏しい私にはとってもつらいこともあるのです。こちらは2,3人。あちらは10人以上の団体だったり、運が悪いときは学校の団体などで数クラス分の子ども達の時などです。みなさん「山では知らない人にも挨拶をするものだ」と信じていらっしゃる。
礼儀としてもお返事しなくては。努力するのですが・・・ でもねー、けっこう登山はハードなのです。一連隊が通り過ぎたあとでは声も枯れ、呼吸も苦しく、汗びっしょり・・・そういう経験が何度もあります。
いっそのこと、帽子に「こんにちわ」と大きく書いておいて笑顔ですませようかなー などと本気で考えています。
本当に、苦しいことがあるのです。特にこちらが登りの時にはね(^_^;) グループ登山の場合は、先頭と末尾の人が挨拶をする。中間の人は会釈にするだけではまずいのかなー?
登り優先も時による?(2000.9.6)
車の運転と同じで山道でも上り優先が原則です。登りの方が下りよりは呼吸も楽だし、体力もいらない。見通す距離も大きい。だから狭い山道で登りの人と下りの人が出会ったときは、下りの人が道の端っこによって登って来る人に道を譲る。たしかにこれは理にかなっていると思います。
でもねー、場合によっては体力が乏しい私にはとってもつらいこともあるのです。
こちらは息も絶え絶えで(大げさですかねー???)、坂道の上で待たれていても焦るばかりでどうにも体が動かない。そんなときもあります。大きな息をつきながら、「どうぞ、行って下さい」とお願いしても、「上り優先ですから」と動かない方がいらっしゃる。
たしかに、お気持ちは嬉しいのです。でも、体がダメなのです。下りの方達が通り過ぎるのを待つ間に呼吸を整えがてら一休みしたいときもあるのです。
「どうぞお先に」と、祈るような気持ちで言っているときは、原則を破ってでも休ませていただけるとありがたい・・・(そんなに体力が無いのに、山に行こうとするのが間違い??? そうかも知れませんが弱小中高年のお願いです)
道を譲る前に足元も、ちょっと見て(2000.9.6)
登山道は原則的に狭いですねー。二人が並んで歩けるところは広い方です。ほんの狭い道の両側には植物が生えています。何も見えない土だけのところだって、来年になったら芽を出す何かの種子が息づいているかも知れません。
最近は高山植物が芽を出して花を咲かせるまでに、どんなに大変な環境に耐え時間をかけているかということが知られてきています。だから一昔前みたいにお花畑に踏み居る人や、盗採集する人が減って来ているような気がします。けれど人間の都合と、植物の命をハカリにかける場面になるとどうしても人間が優先してしまっているみたい。
狭い山道で人がすれ違わなくてはならないと、相手の人を思いやり道の端っこに寄ります。でも、その足元に高山植物が花を咲かせていることも多いのです。踏みにじられた花をたくさん見かけます。
でも、これって変ですよね! よく考えると人間は楽しみのために一生の内の何日かを山で過ごしているのに過ぎない。そして植物にとってはそこしか無い生活の場ですもの。
「上り優先問題」と同じような事ですが、せめて今、目に見える植物が無い場所によけられる方の人が立ち止まって道を譲れるようになったらどんなに良いだろう! そう思います。
もちろん見た目には何も生えていない裸地に見えても種子がこぼれているかも知れません。ただ種子は葉や花に較べればもっと丈夫だそうです。せめてちゃんと緑の葉っぱがあって、花を咲かせている植物を踏みにじらないことから始めたいなー。
ストックや杖の使い方(2000.9.6)
杖を使い始めるとき、なんだかとても歳を取ってしまったみたいで抵抗がありました。けれど一回使ってみるととても便利で安心です。特に下り坂では重宝しています。周りを見ると最近杖やストックを使っていらっしゃる方がとても増えて居るようです。中には両手にストックを持ってエッサカホイサと身軽に歩かれる方もいらっしゃいます。
そのとても心強い味方なのですが、やっぱり少し気になることが・・・
ストックのあとが、ロープを張ってあるお花畑の中に付いていたり、道ばたのちょうど真っ盛りに咲いている花がえぐられていたりすることが増えてきています。山登りでは本当に危険で命に関わることもあると思うのですが、私が通る道はすべて一般コース。私が行ける道だから大した危険は無い場所です。だから、どうも花があるということを考えていない方が多い様な気がしてしまうのです。
自分が大けがをしたり、スリップして死にそうな場合以外は、やっぱり周りの生き物を大事にしましょうよー!