屋久島の水と緑

屋久島の水は透き通っていて美しく、水量も豊かです。今まで行った山でも美しい流れにたびたび出会いましたが、一番違うのは「美しい水=手が切れるほど冷たい」というイメージと全く違う温かい水だったことです。
森は深く気の遠くなるような時間を生きてきたヤクスギをはじめとする巨木たち、森をおおいつくす苔。写真では実際のすばらしさを表現し切れません。想像力で補っていただければ幸いです。

スギ

縄文杉

縄文杉

仏陀杉

仏陀杉

縄文杉は 樹高25.3m、胸高周囲16.4m 根元には保護のための措置がなされています。
三代杉

三代杉

一代目の倒木の上に二代目の杉が育ち、二代目の杉の切り株の上に三代目の杉が育っている。
母子杉

母子杉

私が普段見て居る杉の幹とあまりにも違う美しい模様なので驚きました。これも生命力と年月のなせる業なのでしょう。

流れ  流れ    流れ
水量の多さでは下の廊下よりも優れている気がします。透き通った水があまり冷たくないのはさすがに南国。ここは表土が薄いので雨水はすぐに流れていってしまう。その為ヤクスギなどの成長速度は遅く、樹脂分が多い年輪の細かい硬い木に育つそうです。そして豊かに流れる水の水蒸気で苔などが豊かに生えているようです。
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森  森  森
倒木にも、岩の上にも、立ち枯れの木にも・・・・・・苔がはえ、しだが生え、木々が芽を出して伸びていました。
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屋久島